理事長挨拶

 当法人では、就労継続支援B型事業所と生活介護事業所を運営しています。

 就労継続支援B型事業所 キッズ枚方コミュニケーションズは、1998年(平成10年)7月に、無認可作業所として設立されました。

 当初は、一般的に中途障害者の作業所が無い事から、脳血管障害や脳外傷を持つ高次脳機能障害の利用者さんが通える作業所を立ち上げることになりました。当時は医療職の方でも高次脳機能障害についてよく知らないという時代でした。また、スタッフも身体障害や内部障害を持つ人がほとんどでした。

 私は、非常勤の事務職で立ち上げスタッフの一員として働いていましたが、様々な事情で作業所の代表を務めさせて頂くことになりました。

 設立から約8年後、措置から支援費へ自立支援法施行へと障害福祉が急激に変化する中、2006年(平成18年)6月に、NPO法人格を取得しました。いづれ無認可の作業所は無くなるという時代の流れに沿ってのことでした。

 その後、行政や支援者など多くの方々に支えられ、2010年(平成22年)11月に、無認可作業所キッズ枚方コミュニケーションズは、障害福祉サービス 就労継続支援B型事業所として指定を受けることができました。

 いよいよ無認可作業所への補助金が無くなるという差し迫った時代、2011年(平成23年)5月に重度心身障害者ばかりで構成されていた3つの無認可作業所を一つにして、障害福祉サービス 生活介護事業所 ぱすてる が活動を開始することになりました。当時も多くの方々のご支援やご指導を頂き、ようやく立ち上げる事が出来ましたこと本当に感謝の言葉しかありません。

 利用者ご本人が望む生活を実現させるため、私たちスタッフが日々研鑽を積み専門職として、支援できる事業所でありたいと心より願っています。

理事長挨拶

当法人では、就労継続支援B型事業所と生活介護事業所を運営しています。

キッズ枚方コミュニケーションズは、1998年(平成10年)7月に無認可作業所として設立されました。

当初は、中途障害者の作業所がほとんど無い状況でした。脳血管障害や脳外傷を持つ高次脳機能障害の利用者さんが通える作業所を立ち上げることになりました。当時は医療職でも高次脳機能障害の理解が十分でない時代でした。また、スタッフも身体障害や内部障害を持つ人が多く、挑戦の連続でした。

私は、非常勤事務職で立ち上げスタッフの一員でしたが、様々な事情で代表を務めることになりました。

設立から約8年後、措置から支援費へと変化する中、2006年6月にNPO法人格を取得しました。無認可作業所は徐々に消えるという時代の流れに沿った決断でした。

その後、多くの支援者に助けられ、2010年11月に就労継続支援B型事業所として指定を受けることができました。

2011年5月、重度心身障害者の無認可作業所3つを統合し、生活介護事業所「ぱすてる」が活動を開始しました。当時、多くの方々のご支援と指導でようやく立ち上げることができました。本当に感謝の言葉しかありません。

利用者ご本人が望む生活を実現するため、スタッフ一同日々研鑽を積み、専門職として支援できる事業所でありたいと心より願っています。